今年は低迷が続く韓国の証券市場が、世界主要国のうち最も低い収益率を記録していることがわかった。
 証券先物取引所が3日に明らかにしたところによると、店頭株市場のコスダック指数は8月31日現在、昨年末に比べ18.3%下落し国際取引場連合(WFE)42カ国・地域の44取引所のうち最下位となった。コスダック指数は昨年、84.5%上昇し最も高い伸び率を見せた。韓国総合株価指数も1.9%下落し、昨年の4位から今年は40位に落ち込んだ。

 取引所関係者は、「韓国の証券市場は景気見通しと企業業績などの経済指標に敏感に反応し低迷している」と分析した。特にコスダック市場の場合、市場の下支え役となる投資主体がないために下落幅が比較的大きいと説明した。

 最も収益率が高かったのは、昨年はコスダック市場に次ぎ2位だったロシアのRTS指数で、今年も44.5%の高い伸び率を示し、中国の上海指数が42.8%と続いた。

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