来年1月から3月まで中国黒龍江省ハルビン市で開催される「第8回ハルビン氷雪祭り」が、韓国の伝統建築物の大型氷像を設置するなど、全体的に韓国風に演出される。ハルビン市観光当局と韓国側事業関係者が1日、ハルビン市で事業調印式を行い合意した。中国国営企業と韓国側代表事業者が中国現地に合弁会社を設立し実務接触を開始する。

 毎年ハルビン市の太陽島、松花江畔、兆麟公園などで行われるこの祭りは、札幌雪まつり、カナダのケベック・カーニバルと肩を並べる中国を代表する冬の祭典。中国各地や日本、東南アジア、欧州などから100万人移以上の観光客が訪れる。

 来年の開幕は1月5日の予定で、韓国側が全体的な内容を企画する。光化門、慶会楼、水原の華城、瞻星台、石窟庵など韓国の伝統建築や、安重根(アン・ジュングン)、李舜臣(イ・スンシン)将軍の氷の彫刻が製作され、韓国企業の広報館も設置される予定だ。また、主催者側はこの氷雪祭りで中国の未来を描く「未来都市」コーナーを置き、韓国と中国の未来志向的「文化的調和」を彫刻で表現するとしている。

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