韓米自由貿易協定(FTA)第3回本交渉を前に、米国がコメを含む韓国側農産物に対し「即時・2年以内・5年以内・7年以内・10年以内」の5段階に設定した関税の撤廃を要求してきたことが分かった。外交通商部が1日、本交渉対応策に関する資料を通じ明らかにした。

 これに対し韓国側は、農産物に対しては最長15年以内の関税撤廃、コメも含めセンシティブ品目は関税撤廃除外対象となる「その他品目」に分類すべきとの立場を示している。

 米国はまた、自国で弱い分野となっている繊維については、即時撤廃・3年以内撤廃・5年以内撤廃・10年以内撤廃・その他品目入りという5段階の開放案を求めている。韓国側は即時撤廃・3年以内撤廃・5年以内撤廃を要求し、米国の繊維産業攻略に着手する方針だ。

 韓米両国は、6日から4日間にわたり米シアトルで開かれる第3回本交渉に先立ち、8月15日に関税開放案を交換したほか、7月11日にはサービス・投資開放留保案、8月31日には金融サービス開放留保案もそれぞれ交換している。


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0