大企業に勤める女性社員は、経営界で近い将来、女性最高経営責任者(CEO)が誕生するのは難しく自分がCEOになる可能性も高くないと考えていることが明らかになった。経営専門誌「月刊CEO」が、国内100大企業の女性社員77人を対象に調査を行ったところ、自社で女性CEOが誕生する時期を「10~11年後」と予測した人が28.6%で最も多く、「不可能」も20.8%に達した。それに対し、「5年以下」は10.4%、「6~7年後」は13.0%にとどまった。

 自分が昇進できる職位については、「次長」が31.2%、「部長」が28.6%、「課長」が26.0%と、ほとんどが中間幹部クラスとした。「CEO」(2.6%)、「役員」(7.8%)と回答した割合は低い。

 調査対象者の71.4%は経済力が保障されても会社に通いたいと考えており、その理由として92.6%が「社会活動の継続」を挙げた。出産後も勤められるよう会社が配慮しているかとの質問には、「おおむねそうだ」が36.4%、「普通」と「あまり配慮していない」はそれぞれ26.0%だった。

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