6カ国協議で韓国側首席代表を務める千英宇(チョン・ヨンウ)朝鮮半島平和交渉本部長と、日本側首席代表を務める日本外務省の佐々江賢一郎・アジア大洋州局長が24日、ソウル市内のホテルで食事会を兼ねた会合を開き、膠着(こうちゃく)状態が続く6カ国協議の再開問題などについて意見を交わした。政府関係者が明らかにした。

 同関係者によると千本部長と佐々江局長は、北朝鮮のミサイル発射から陥っている危機局面を打開するためにも6カ国協議の早期再開が急がれるとの認識で一致したという。また、米国との二国間協議を望む北朝鮮を対話の場に導くため、多方面での努力を推進する方針だ。

 佐々江局長はこの席で、国連安保理決議案により北朝鮮に対する制裁措置を準備していることを説明したようだ。北朝鮮の核実験の可能性に関しては、互いに自国の判断などを交換したとみられる。

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