国家情報院は7月末、東南アジアの第三国で国籍を偽造し韓国入りした容疑者を国家保安法違反の疑いで拘束し、先週末ソウル中央地検に送致した。容疑者は1996年から1998年の間にも東南アジア国籍で韓国に3度入国した前歴がある。朝鮮労働党35号室所属の工作員だと明らかになっているが、過去4回に及ぶ入国の目的など、具体的な容疑事実はまだ確認されていない。
朝鮮労働党傘下の統一戦線部、作戦部とともに対韓組織とされる35号室は、海外情報を収集したり外国人を取り込み韓国入りさせたりするなど、第三国での対韓事業を主管する。
国家情報院は21日午後の国会情報委員会で、同事件に関する調査結果を報告する予定だ。
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