支持団体「朴正熙を正しく知らせる国民の会」は18日に記者会見を行い、朴元大統領に対する賛否論を離れ、地下壕には後世の歴史家が評価する客観的資料としての歴史的価値が十分にあると述べ、保存すべきだと主張した。撤去計画を全面的に白紙化し、棄損部分を補修した後、市民団体とともに共同管理してくくことを求めている。
区庁関係者は、地下水の流れが円滑でなく周辺樹木に影響を与えるため、長期的には地下壕の撤去をすべきだとの考えを示した。しかし、文来公園の改築に地下壕撤去に関する具体的な計画は含まれていないとしている。
朴正熙地下壕は、1960年5月16日の軍事クーデターの際、当時陸軍少将だった朴元大統領が3500人の兵力を率いて漢江を渡って市内に向かい、参謀らと作戦会議を行った場所。
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