北朝鮮が偽たばこの生産で年間5億~7億ドルの収入を得ていることが分かった。デビッド・アッシャー前米国務省上級顧問(東アジア担当)が明らかにした。

 アッシャー前上級顧問は16日に自由アジア放送とのインタビューで、偽たばこの製造収入が北朝鮮政権の単一所得源のうち最も大きな部分を占めていると述べた。また、北朝鮮は平壌と羅津などを中心に約10か所で偽たばこを生産しており、収益は政権首脳部と軍部が使っているという。偽たばこは多くが中国を通じて流通しており、日本や米国にも流れている。

 米メディアの報道によると、北朝鮮は日本の「マイルドセブン」や米国の「マールボロ」など、20億箱程度偽たばこを製造している。輸出はコンテナ船で行われるが、コンテナの出発地は中国北部地域を装っているという。


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