外交通商部の潘基文(パン・ギムン)長官は16日、日本の次期首相が歴史問題を正しく認識することを前提に、東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス韓日中やアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などの機会に韓日首脳会談の開催を検討できるとの考えを示した。

ジア の最新ニュースまとめ

 潘長官は同日午後、豪州訪問を終えて到着した仁川空港で記者らの質問に答えた。韓日首脳外交正常化の可能性について、「日本の次期指導者が靖国神社参拝などの歴史問題を正確に認識するならば、われわらは開かれた心で対応するだろう」と述べた。

 9日に日本の安倍晋三官房長官と会談した際には、靖国神社参拝などに関する韓国の方針を正確に伝えた。これに対し安倍官房長官も、謙虚な気持ちで歴史に向かい合うべきで誤解がある部分を解消するために努力すると答えたという。潘長官は、「誰が首相になろうとも、日本の指導者がこの問題を正確に認識することが、韓日間の未来志向的な関係を作るのに役立つ」と述べた。中国など東アジアの国々の考えも同じで、米国や欧州はもちろん、日本国内にも反対世論が増えているとした。

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0