青瓦台(大統領府)の徐柱錫(ソ・ジュソク)統一外交安保政策首席秘書官は16日、日本の安倍晋三官房長官が来月新首相に就任しても、靖国神社を参拝する限り韓日首脳会談は行わない方針を示した。KBSのラジオ番組に出演し、安倍政権発足後も靖国を参拝する首相とは首脳会談をしないという政府基調は適用されるのかとの質問に答えたもの。
 徐秘書官は、誰が次期首相になるかにかかわらず、韓国は「日本が国際社会の信頼を得るための努力を行動で示すことを期待する」との立場だと述べ、靖国神社参拝問題も同様だと強調した。

 徐秘書官はまた、来月行われるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議と、11月に行われるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、日本の首相と別途で会談する予定があるかとの質問に対し、「まだ具体的に検討していない」と答えた。日本政府は次期政権発足後も当面は相互訪問の形での首脳会談は難しいと判断し、こうした国際舞台で韓国・中国との首脳会談を行う案を進めている。

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