第2四半期の世界DRAM市場規模が2000年第3四半期以来最大を記録するなか、サムスン電子がシェアと製品の平均販売価格で世界トップの座をキープしたことが分かった。
 市場調査機関のガートナーが15日に明らかにしたところによると、第2四半期の世界DRAM市場の売上高は74億2500万ドルで、前四半期の65億2500万ドルより13.8%増加した。2000年第3四半期の93億ドル以来の最大規模となる。上半期としては、昨年の125億ドルから今年は140億ドルに、11.5%拡大した。

 第2四半期の売上高をメーカー別でみると、サムスン電子が前四半期より13.8%多い20億6500万ドルでシェア27.8%を獲得し首位だった。昨年まで2位だったハイニックス半導体は第1四半期に3位に転落し、第2四半期も3位だった。

 ガートナーは第2四半期のDRAM市場が好調だったことについて、供給と需要の状況が改善され平均販売価格が上昇したためと分析している。メーカー別の平均販売価格(256メガバイト基準)は、サムスンが3.39ドルで最も高く、次いでキマンダが2.78ドル、ハイニックス半導体が2.53ドル、マイクロンが2.82ドルなどの順だった。モバイルやグラフィックDRAMといったいわゆるプレミアム製品が貢献したという。

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