韓米がＦＴＡ農産物・工業製品分野の開放案を交換

韓国と米国は１４日、自由貿易協定（ＦＴＡ）交渉のうち農産物と工業製品、繊維の３分野に対し、関税引き下げの譲許（開放）案を交換した。
　駐米韓国大使館の崔皙泳（チェ・ソクヨン）経済公使は、双方が電子メールで３分野の開放案をまとめて交換したことを明らかにし、これをたたき台に、来月６～９日に米シアトルで開かれる第３回交渉で本格的な交渉に入ると説明した。

　また、医薬品分野の交渉は、韓国が健康保険での薬価策定適正化を目指し推進する「医薬品の健康保険選別リスト方式（ポジティブシステム）」に米国側が反発し中断していたが、今月２１日から２日間、シンガポールで交渉を再開することも決めた。

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