国民健康保険公団が14日に発表した経済協力開発機構(OECD)ヘルスデータ2006によると、薬剤費が総医療費に占める割合は27.4%で、ポーランドの29.6%に次いで2番目の高さだった。以下、ポルトガルが23.2%、スペインが22.8%、イタリアが21.4%などの順で、OECD平均は16.7%となった。薬剤費の割合が最も低かったのはルクセンブルクで8.5%だった。
 国内総生産(GDP)に対する国民医療費支出の割合は5.6%で、OECD加盟国のうち最も低かったが、医療費支出は高い伸びを示した。米国が15.3%で医療費支出の割合が最も高く、OECD平均は8.9%だった。

 国民医療費支出の対公共支出比は51.4%で、米国の44.7%、メキシコの46.4%に次いで3番目に低かった。これは、健康保険に占める本人負担の割合が高いためと分析される。

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