米国務省のクリステンセン副次官補(東アジア担当)は3日、米議会の米中経済安保再点検委員会(UCESRC)主催の聴聞会に出席し、国連安全保障理事会で対北朝鮮決議案が採択される過程での中国との協力は、国際問題の解決を目指す米中関係の「強力な証」と高く評価した。
 クリステンセン副次官補は「中国がこの数週間、前例のない措置を取ることを目撃した」と述べ、「中国は非常に強力な文章を盛り込んだ国連安保理の決議案が採択されるまで、米国や他の国と協力するなど北朝鮮の挑発的なミサイル発射に対する懸念を示した」と指摘した。中国がイランやイラク、アフガニスタンなど多岐にわたる国際懸案に対し協力した例を説明する中で、北朝鮮問題に対する協力を最初に挙げた。中国が6カ国協議を主催し、2005年9月に6カ国協議で共同声明を採択する過程で仲介者として大きく貢献したと強調した。また、米国は北朝鮮が核兵器プログラムを「完全かつ後戻りのできない、検証可能な」方法で放棄する戦略的な選択をし、一層責任のある行動に出るよう圧力をかけることに、中国と引き続き協力していくと明言した。

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