アフガニスタンの首都カブールで5日から3日間にわたり、国内のNGO(非政府組織)が主催する平和行事に出席するため、アフガニスタンに入国した韓国人は1日現在1000人を超えたことがわかった。政府当局者が同日の定例会見で明らかにした。
 政府は、今回の行事が大規模であるうえ、アフガニスタンの情勢を考慮するとテロに巻き込まれる可能性があるとして、入国の自制や入国した人に対し安全な地域に移動するよう呼び掛けている。外交通商部は、行事への出席に向け入国した韓国人がカブールやバーミヤン、へラート、カンダハールなどに点在していると把握しており、5日にカブールに集まるものとみている。アフガニスタン当局が現在、入国拒否などの方針を立てているが有効ではないという。

 政府は先月31日、外交通商部の李揆亨(イ・ギュヒョン)第2次官を本部長とする非常対策本部を外交通商部に設置し、毎日1回以上の会議を開いて安全対策をチェックしている。また、同部所属3人と国家情報院職員2人からなる現地対策チームを立ち上げカブールに派遣した。2日には同部アジア太平洋局のチョ・ベクサン審議官が現地に派遣され、対策チームの指揮に当たっている。このほか、平和行事に出席した国民が事故やテロ被害を受けた場合、同盟国を通じ軍事的な支援を受けられるよう関連国と協議を進めている。

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