統計庁が1日に発表した7月の消費者物価動向によると、7月の消費者物価指数は昨年同月比2.3%上昇となった。前月比では0.2%上昇した。
 1月から7月までの消費者物価上昇率も2.3%で、政府の通年目標値である3%以下で安定的に推移している。しかし石油類は、国際原油価格の高騰やエネルギー税制改正による灯油価格の値上がりで昨年同月比7.5%増となり、梅雨の影響で野菜は昨年同月比3.8%上昇、前年同月比では26.4%上昇と大幅な伸びを示した。

 消費者物価は毎年初旬と中旬、下旬の3回にわたり調査が行われるが、7月は14日から梅雨入りしたことから影響は下旬だけに反映され、野菜類の価格は前年同月に比べさほど上昇しなかった。ハン・ソンヒ物価統計課長は、「8月の消費者物価指数上昇率は、梅雨と台風の影響で7月よりは高くなる」との見通しを示している。

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