財政経済部の金錫東(キム・ソクトン)次官補は31日、国内から外国資金が大挙引き揚げるとの見通しに関連し、「外国人投資家による国内直接投資には特に問題がないが、間接投資が急減しているのが問題」との見解を示した。MBCのラジオ番組に出演し述べたもの。
 金次官補は、外国人による間接投資は2004年以降年間100億~200億ドルに達していたが、ことし上半期は7億5000万ドルにとどまっていると説明、特に4月下旬から証券市場では10兆ウォン以上の売り越しとなっていると指摘した。

 これに対し、国内在住韓国人による海外投資は直接・間接含め激増していることから、監督体制を強化し、問題発生の可能性についてモニタリングを行い注視する計画を明らかにした。ただ、海外不動産投資の自由化に伴う海外投資増加分は1億4000万ドルで、格別に懸念する水準ではないとしている。

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