釜山・海雲台海水浴場を埋め尽くす避暑客=30日、釜山(聯合)
釜山・海雲台海水浴場を埋め尽くす避暑客=30日、釜山(聯合)
梅雨も終わり夏らしい日和の日曜となった30日、全国各地の海水浴場は避暑客で賑わった。
 日中の最高気温が32度となった釜山市海雲台海水浴場は、この夏最多の70万人余りの避暑客が訪れた。ビーチでは海雲台区庁が「海の女王コンテスト」などの催しを行った。広安里海水浴場も同日午前までに10万人、午後のピーク時には30万人余りの避暑客が押し寄せたほか、松亭、松島海水浴場もそれぞれ5万から6万人を記録した。

 済州島には7万人余りの観光客が訪れ、咸徳海水浴場、挟才海水浴場、中文海水浴場など島内10カ所の海水浴場や海岸などで水遊びを楽しんだ。全羅北道、忠清南道の西海岸の主要海水浴場も賑わい、西海岸最大の大川海水浴場はこの夏最多の50万人、舒川・春長台海水浴場には30万人が集まり、海水浴場入口は乗用車で大混雑する様子が見られた。

 先ごろ集中豪雨による被害で観光客が減少した江原道東海岸海水浴場も、本格的な夏休みを迎え活気を取り戻した。江陵の鏡浦海水浴場には同日午後2時現在で15万人余りが訪れ、東海望祥海水浴場は約8万人、襄陽洛山海水浴場は約7万人の人出となった。前日に各海水浴場を訪れた避暑客は計44万8000人余りを記録したが、ことし海開きからの累積入場客数は174万人余りと、前年同期間の518万人の33.6%に過ぎない。江原道東海出張所は、水害の応急的復旧が終わり暑さが本格化すれば、例年水準の避暑客が訪れると見込んでいる。

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