上半期の漁業生産量は173万8683トンで、前年同期比22.4%増えたことがわかった。海洋水産部が28日に発表した2006年上半期漁業生産統計で明らかになった。
 漁業形態別では、海面漁業が41万9984トン、養殖漁業が93万7076トン、遠洋漁業が37万971トン、内水面漁業が1万652トンだった。海面漁業では、マナガツオが前年同期比59%増の9437トン、ニシシが90%増の9249トン、ブリが110%増の2864トン、ワタリガニが190%増の2942トンだった。半面、サバやタチウオ、マアジ類の漁獲量は前年同期よりそれぞれ36%、35%、43%減少し、2万4512トン、1万2054トン、1万6073トンにとどまり、海面漁業の生産量全体も2.9%減った。

 海洋水産部関係者は、「上半期に南西部沿岸海域の魚族資源が全体的に増えたうえ、沿岸海域の水温が低かったため寒海性の魚類が多く取れた」と説明した。ワタリガニの場合、産卵時に適度な温度が保たれ、成長した個体数が増加したと分析される。サバやタチウオの漁獲量も平年並みだったが、昨年上半期の漁獲量が異例に高かったために減少率が高くなったという。

 養殖漁業は、ヒラメ(22%増)とボラ(35%増)などの生産が順調で、また、遠洋漁業もイカ(248%増)の漁獲量急増に支えられ、それぞれ40%程度増加した。しかし、内水面漁業の生産量は14%減少した。

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