第19回南北閣僚級会議2日目の12日、韓国側は北朝鮮のミサイル発射について韓国政府と国際社会の強い遺憾の意と断固たる立場を伝え、現在の情勢を反転させられる唯一の道として北朝鮮の6カ国協議への早期復帰を促した。
 北朝鮮はこれに対し、来年からの韓米合同軍事演習の中止や国家保安法の撤廃、コメ借款と軽工業原材料の提供などを要求した。また、相手側の体制と尊厳性を象徴する聖地や参観地を制限なく訪問できるようすべきと主張し、8月15日の光復節(植民地からの開放)に韓国側当局の代表団が平壌を訪問することを提案した。

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 韓国側の会談報道官を務める李寛世(イ・グァンセ)統一部政策弘報管理室長によると、全体会議は同日午前10時過ぎから釜山のヌリマルAPECハウスで約1時間30分にわたり開かれ、韓国側首席代表の李鍾ソク(イ・ジョンソク)統一部長官と、北朝鮮代表団長の権虎雄(クォン・ホウン)内閣責任参事がそれぞれがこうした内容の基調発言を行った。

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