上半期のデジタル電子産業の輸出は、前年同期比10.7%増と好調を示した。
 産業資源部が4日に明らかにしたところによると、6月のデジタル電子産業輸出は昨年の同じ月と比べ9.4%増の91億ドル、輸入は11%増の52億ドルとなり、収支は39億ドルの黒字となった。

 上半期の累積では、輸出が10.7%増の537億ドル、輸入が12.0%増の300億ドルとなり、237億ドルの黒字を計上した。

 品目別の輸出実績は、半導体が168億ドルで14.7%増となったが、携帯電話は83億ドルで9.1%の減少を記録した。このほかデジタル液晶テレビは35.2%増の3億ドルと好調だった。

 輸出先では中国向けが12.0%増の112億ドル、日本向けが35.2%増の48億ドルとなった。米国向けは14.1%減の64億ドル、欧州連合(EU)向けは0.4%減の94億ドルにとどまった。

 産業資源部関係者は、下半期には半導体とフラットディスプレーの輸出好調が続き、上半期に不振だった携帯電話の輸出実績も好転するとみており、全体で11%台の成長も可能との見方を示している。

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