韓国が世界で初めて商用サービスに乗り出すワイブロ(携帯インターネット)の相互認証手続きに関する標準が正式に確定した。相互認証とは、利用者が携帯情報端末機(PDA)などでワイブロに接続する際、該当端末機とネットワークが相互に確認する手順。単一標準に統一されれば、顧客がワイブロサービス企業を変えても端末機を変更する必要がなくなる。
 韓国情報通信技術協会(TTA)は29日の第48回情報通信標準総会で、この標準を制定したと明らかにした。利用者の情報を取り込んだ親指の爪ほどの大きさのPISIMカードを端末機に差し込み、ネットワークと相互認証する方式。利用者は企業から新しいPISIMカードを受け取り、端末機の中にある既存のカードと交換するだけで済む。KTとSKテレコムを通じ、30日からソウルの一部の地域に限り商用サービスが開始される予定だ。

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