インターネットポータルサイト「ネイバー」やオンラインゲームの「ハンゲーム」を運営するNHNは28日、日本法人のNHNジャパンがサービスを提供するオンラインゲーム「ゼネピック・オンライン」の個人情報30万件余りが流出する事故が発生したと明らかにした。
 NHNによると、ゼネピック・オンラインを共同運営するオンラインゲーム配信会社、ゲームガーデン側のサーバーから、26日に同ゲームの全ユーザーID29万7805件と電子メールアドレス、サーバーのログファイルなどが外部に流出した。ダウンロード用サーバーにデータをアップロードする際のミスで、外部者が特定URLに接続すれば該当の個人情報を閲覧できる状態になったという。ただ、流出した情報にパスワードやクレジットカードの暗証番号などは含まれておらず、今のところユーザーからの被害届けは出ていない。

 ゲームガーデンとNHNジャパンは事態の把握後ただちに外部からのサーバー接続を遮断、該当データをサーバーから削除する作業を済ませており、現在はシステム点検と補完作業を行っている。

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