韓流ブームの冷え込みとウォン高の影響で、日本人による韓国内でのクレジットカード使用額が前年と比べ大幅に減少していることが分かった。
 ビザカードは18日、海外で発行されたカードの韓国内での使用状況について分析した結果、日本で発給されたカードの第1四半期の使用額は約1300万ドルで、前年同期と比べ11%減少したと明らかにした。ただ、米国で発行されたカードの使用額が前年同期比13%増加するなど、海外で発行されたビザカードの使用額は合計2億7000万ドルに上り、前年同期と比べ約2%増加した。日本で発行されたカードを除くと、韓国内での使用額は同14%の増加となった。

 ビザカード関係者は「韓流ブームが下火になり、韓国を訪れる日本人観光客が急減したことから、カード使用額も減少した」と分析している。また、ウォン高円安も背景にあるものとみられる。

 一方、中国で発行されたカードの韓国内での使用額は2002年第1四半期と比べると701%の急増となったほか、インド人観光客の使用額も同期間に699%、クウェート人観光客の使用額も444%とそれぞれ大幅に増加した。

Copyright 2006ⓒYONHAPNEWS. All rights reserved.

 0