文書類は1866年に朝鮮でのキリスト教弾圧に際しフランス人宣教師らが殺害されたことを受け、フランス軍が報復のため出兵した「丙寅洋擾」の際にフランス軍が持ち出したもの。
ドピルバン首相は「外奎章閣の問題解決に向けデジタル化を選んだ。直接閲覧する機会を作るため、秋にもソウルで大々的な展示会を開く」と明らかにした。近くドニュデュードバーブル文化相がソウルを訪問し展示会について話し合う予定だ。
韓首相はまた、外奎章閣所蔵文書の返還と関連しては、両国が協議を続け望ましい方向で速やかに解決できるようにしてほしいと要請した。
今回の会談で両首相は、2004年12月の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領のフランス訪問を機に両国関係が包括的なパートナー関係に発展したことを再確認し、韓仏修好120周年を迎え実質的協力をさらに強化していくことで一致した。
会談ではこのほか、犯罪人引渡し条約が締結されたのをはじめ、映画共同制作協定や、防衛産業、情報技術、文化など多様な分野での協力関係を発展させていくことなどが決まった。
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