【ヨハネスブルク29日聯合】外交通商部の潘基文(パン・ギムン)長官は29日、南アフリカ共和国のムベキ大統領と会談し、今年4度目となるアフリカ歴訪の日程をすべて終了した。
 潘長官は同日午後に大統領宮を訪問し、両国間の親善友好協力関係を再確認したほか、朝鮮半島やアフリカの地域情勢などについて意見を交わした。25日からのアフリカ歴訪で、アフリカの東部、中部、南部の主要地域を回り、各国の大統領や外相らとの会合を通じ、アフリカに対する韓国外交の幅を大きく広げた。

 アフリカは、国連加盟国の3分の1を占めているほか、国連安全保障理事会で扱う案件の3分の2がアフリカ大陸に関するものとなっている。そのためアフリカ問題は国連事務総長にとって大きな比重を占めている。次期国連事務総長に立候補している潘長官は、安保理非常任理事国であるタンザニアを訪問し、支持を求めたほか、これまで韓国外交で手薄となっていたアフリカ大陸各国との親善友好関係をひと回り大きくする役割を担った。

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0