オリオンも、第1四半期に海外売上高が6300万ドルに達し、前年同月比50%増加した。特に「チョコパイ」の売り上げが3600万ドルと、売上高全体の半分以上を占めた。同社の「チョコパイ」は、中国のパイ類市場でシェア68%、ロシアやベトナムでも50%を超えている。
一方、国内では製菓メーカーの不振が目立つ。ロッテ製菓・オリオン・クラウン製菓3社の第1四半期の国内売上高合計は、前年同期と比べ0.6%減、営業利益も35.0%と激減した。
CJ投資証券によると、ロッテ製菓は同期間に売上高が前年同期比3.0%減の2498億ウォン、営業利益は37.2%減の147億ウォンだった。オリオンは売上高が1455億ウォンで5.8%増加したものの、営業利益は132億ウォンで19.0%減少した。クラウン製菓は売上高が808億ウォンで3.5%減、営業利益もヘテ製菓買収後の構造調整コストなどで34億ウォンにとどまり、59.6%の減少となった。
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