法定を後にする姜禎求被告=26日、ソウル(聯合)
法定を後にする姜禎求被告=26日、ソウル(聯合)
【ソウル26日聯合】ソウル中央地裁は26日、国家保安法を違反した容疑で在宅起訴された東国大学教授の姜禎求(カン・ジョング)被告に、懲役2年、執行猶予3年、資格停止2年を言い渡した。姜教授は2004年3月から2005年3月にかけ、「朝鮮戦争は北朝鮮指導部が企てた統一戦争だった」との趣旨の文章を複数のメディアに掲載した。
 地裁は、刺激的な方法で国の存立と安全に害を及ぼす可能性もある扇動的な表現を使ったことに対し、厳しい司法判断が必要との見方を示した。ただ、「有罪宣告でも被告が不利益を被るなど処罰の象徴性を考慮し、実刑宣告はしなかった」と、執行猶予を宣告した背景について説明した。

 これに対し姜被告は、控訴する考えを示している。

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