【ソウル25日聯合】建設交通部関係者は25日、航空路線運航権の割り当て基準が、変化した航空業界の環境を十分に反映していないとの判断から、新たな基準を設けて来月にも発表する計画を明らかにした。これまで主要地域への運航権を航空会社に割り当てる際には、航空会社同士の対立が絶えなかった。
 1999年に作られ路線割り当ての基準になっている建設交通部の「国際航空政策方向」は▼大韓航空とアシアナ航空の運航比率を6対4に維持▼長距離路線は大韓航空に、短距離路線はアシアナ航空に優先的に配分▼運航便数の格差が大きい場合は、運航規模の小さい航空会社に増便分を優先的に配分する――などが骨子となっている。

 建設交通部は、新規参入の航空会社が登場したことや、アシアナ航空が十分に成長したことなどから、長距離路線は大韓航空に、短距離路線はアシアナに配分してきた現行の基調を変更する方針だ。また、路線の割り当てに関する不満の解消にむけ、民間委員を参加させることで公正さを確保する方法や、路線割り当て基準を細かく定め法制化する案も進めている。

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