国民銀行の電子メールによる個人情報流出事件が、法廷での争いに発展した。
 先月発生した、国民銀行が運営するインターネット宝くじのホームページ加入者約3万人の情報流出事件に関連し、法律事務所ネクストロは18日、提訴の意志を明らかにした被害者414人の代理としてソウル中央地裁に民事訴訟を起したと明らかにした。訴訟に参加した被害者らは国民銀行を相手取り、情報流出で精神的な苦痛を受けたとして1人当たり300万ウォン、計12億ウォン余りの賠償請求を行った。情報流出による財産上の損失が発生した場合、さらなる損害賠償を求める計画だ。

 国民銀行は先月、3万人の住民登録番号、氏名、メールアドレスなどの個人情報が盛り込まれたファイルを添付した電子メールを、3000人余りの顧客に誤って発送していた。

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