韓国人看護士は米国で10日間の現地適応・職業訓練教育を受け、ニューヨーク州の36病院にインターンとして配属される。勤務と並行して1年間の英語教育を受け、米国病院の就職基準「IELST」の英語資格を取得すれば、正社員に昇格すると同時に永住権申請が可能になる。またニューヨーク州の労働組合に自動的に加入するため、雇用や待遇は保障されるという。
米国は現在、30万人以上の看護士が不足し医療体系に支障を来たしているため、米国政府は外国人看護士の受け入れを積極的に奨励している。韓国人看護士も米国への進出を模索してきたが、英語の資格取得問題や派遣企業の乱立などで、この4年間の米国内就業者数は320人にとどまっている。国内の米国看護士資格所持者は約6000人に上ると推算され、2005年からは国内でも米国資格試験を受けることが可能になった。この契約を機に、韓国人看護士の米国進出ブームが起きることが期待される。
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