北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の二男、金正哲(キム・ジョンチョル)氏が留学していたスイス・ベルンのインターナショナルスクールが最近、ホームページを通じ「日本のメディアが、ある卒業生の情報を得るため同級生らと接触を試みようとしている」と、注意を促していることが分かった。
 この案内文によると、日本の取材陣が対象としているのは1993年から1998年にかけて同校に在籍していた卒業生で、学校側は取材を受けても何も答えないよう呼びかけている。この卒業生の名前は明かされていない。

 一方、スイスの日刊紙は、同校の校長に掲載理由を尋ねたところ、校長は笑いながら「記者の取材で卒業生らがストレスを感じ、父兄らが心配しているため」と答えたと報じた。正哲氏の在学事実については「昨年10月にメディアの報道を通じて知った」と述べるにとどまったという。

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