USTRのクローザー農業交渉代表は米調査会社主催の政策会議で、「FTAは包括的な交渉で、いかなる農産物も例外にしてはならないことを意味する」と述べた。韓国とのFTA交渉でコメも対象に含まれるかを問われると、「含まれるだろう」と答えた。韓国では、農民団体が米国とのFTA交渉でコメを例外にするよう主張しており、韓国政府の一部でも交渉対象からはずす可能性を示している。
米国産牛肉の輸入問題については、「FTA交渉で牛肉問題が議題化する前に、韓国がこの問題を処理することを希望する」とした。03年12月以降、米国産牛肉の輸入を中断してきた韓国はことし1月、30カ月未満の牛の肉部位に限り輸入を再開することで合意した。しかし、米国は制限的な輸入再開方針に反発し、あらゆる米国産牛肉製品の輸入を韓国側に求めている。
Copyright 2006ⓒYONHAPNEWS. All rights reserved
0