サムスン電子は12日、ウルトラモバイルパソコン(小型携帯情報端末)の「センスQ1」を、5月1日から国内で本格的に市販すると明らかにした。同社はこの製品を、先月ドイツで行われたハイテク見本市「CeBIT2006」で初公開していた。
 重さ777グラム、7インチワイド液晶画面でタッチスクリーン対応、インテル900メガヘルツクラスのプロセッサーと512メガバイトRAMを搭載する。ハードディスクは40ギガバイト。マイクロソフトのウィンドウズXPタブレットエディションOSで、モニターに直接内容を入力するインキング機能にも対応する。また、地上波DMB(デジタルマルチメディア放送)受信機とブルートゥース(無線接続)、有無線LANなどを備えた携帯用通信機器としての機能を強調した。価格は119万9000ウォン。

 サムスン電子コンピュータシステム事業部長の金憲洙(キム・ホンス)副社長は、「12インチのサブノートブックコンピュータを、そのまま7インチサイズにした」と説明、これを機に場所にとらわれない自由なコンピュータ使用環境が実現する「モバイルコンピュータ革命」時代が到来すると述べた。

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