ソウル市の電子政府評価が2003年に続き2005年もトップに選ばれた。成均館大学国政管理大学院国際情報政策電子政府研究所が11日に明らかにした。
 今回の調査は成均館大学と米ニュージャージー州立大学が電子政府の水準を比較・評価するため共同で実施したもので、世界の100カ国・都市を対象にセキュリティー・個人情報保護、使い勝手、内容の構成、行政サービス、市民参加性の5分野、98項目について100点満点で採点した。

 ソウル市は5つの分野のうち4つの分野で最も高い81.70点を獲得し、1位となった。研究所のキム・ソンテ所長は、「ソウル市はモバイルサービスの提供、リアルタイム討論向けの窓口開設など、先端の情報通信技術をソウル市のウェブサイトに採用し、サイバー政策フォーラムを通じて話題に対する市民討論や対話の場を設けている点が評価された」と述べた。

 ソウル市を除く全国33の主要自治体評価では慶尚北道が1位となった。次いで江原道、慶尚南道などが優秀とされた。キム所長は韓国の自治体の評価結果を世界主要都市と比べた場合、33都市のうち29都市が世界トップ10より高い水準だったと説明した。

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