中国が中心となって進められていた米中朝の6カ国協議首席代表による非公式会合は、米国が応じなかったため結局実現しなかった。駐日中国大使館が明らかにした。非公式会合をめぐっては、中国の武大偉外交副部長が、北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官、米国のヒル国務次官補に参加を要請していた。金次官はこの日、駐日中国大使館に姿を見せたが、ヒル次官補は姿を見せなった。
 各国の首席代表は北東アジア協力対話(NEACD)に出席するため東京に滞在しており、6カ国協議再開に向けた米朝間の対話にも期待が高まっていた。非公式会合が実現しなかったことから、今回のNEACDを契機にした米朝対話は事実上困難とみられる。

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