６カ国協議で米国側首席代表を務めるヒル次官補（東アジア担当）は１０日、現時点で北朝鮮側と２国間協議を行う予定はないと述べた。
　東京で開かれている北東アジア協力対話（ＮＥＡＣＤ）に出席するため東京入りしたヒル次官補は、空港で記者らの質問に対し「必要なことは２国間協議ではなく、北朝鮮が６カ国協議に復帰すること」と答えた。

　一方、先に東京入りしている北朝鮮の金桂寛（キム・ゲグァン）外務次官は同日、「せっかくの機会なので会えたらよい」と述べ、米朝協議に前向きな姿勢を示していた。

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