韓国銀行が10日に明らかにしたところによると、国内居住者の外貨預金残高は3月末現在174億4000万ドルで、前月末と比べ2億ドル減少した。
 企業預金は141億ドル、個人預金は33億4000万ドルだった。通貨別では、ドル建てが141億3000万ドル、円建てが19億ドル、それ以外の通貨は計14億1000万ドルとなった。

 居住者の外貨預金残高は、1月末が177億7000万ドル、2月末が176億4000万ドルと3カ月連続で減少している。

 韓国銀行関係者は、居住者の外貨預金残高が減少したことについて「輸出代金やインパクトローンの流入にもかかわらず、外国人直接投資資金の回収や外国為替先物予約の資金需要などで、預金の引き出しが増加したため」と説明している。

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