ＬＧ電子がことしの携帯電話端末機の世界出荷台数見通しを９億台に上方修正した。ロイター通信が６日に報じた。米ラスベガスで開かれた「ＣＴＩＡワイヤレス２００６」に出席したＬＧ電子の朴文和（パク・ムンハ）社長が、ロイターのインタビューで、低価格端末機の成長を追い風にことしの出荷台数は９億台に達するとの見通しを示した。ただ、ＬＧ電子の生産量見通しは修正していないという。
　同社は当初、ことしの出荷台数を８億２０００万～８億６０００万台と予想していた。

　ＬＧ電子は携帯端末機では世界第４位。今回ＬＧ電子が上方修正した見通しは、世界最大手ノキアの見通し９億１４００万台に次ぐ規模だと、ロイターは伝えている。

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