外交通商部の高官は7日、東京で開かれる北東アジア協力対話(NEACD)と関連し、「6カ国協議の首席代表間で有意義な話し合いが行われることが望ましいし、できるだけ幅広く接触する予定」と述べた。外交通商部庁舎で行われた非公式の会見で明らかにしたもの。この当局者は、昨年の第4回6カ国協議で韓国が非公式の会合を提案したことを紹介し、NEACDをきっかけに各国の首席代表が集まることになったと説明した。
 今回、政府で目標を設定しているかとの質問には「まだ決まっていない」としながらも、「現在6カ国協議が半年以上こう着状態にあることを考慮すると、正式な枠を離れて話し合うのが6カ国協議のプロセス管理に役立つ」との考えを示した。

 米国の6カ国協議首席代表ヒル国務次官補は、韓日それぞれとの協議に向けNEACDに出席するとしている。当局者は北朝鮮側首席代表の金桂冠(キム・ゲクァン)外務次官の出席については、北朝鮮も主催者から招待を受けたと説明し、「ヒル次官補が出席する意向を示したことから、会う機会を期待しているのでは」と分析した。

 金外務次官は7日午後、日本に成田空港に到着している。聯合ニュースのインタビューに対し、「軍縮平和研究所の所長を務めており、その資格で来た」と述べた後、米国から要請があれば会談を回避しない考えを示した。

 NEACDは9日に開幕シンポジウム、10~11日に学術会議、12~13日にはシンポジウムが予定されている。

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