サムスン電子が、米国の未来市場の担い手である青少年をターゲットとしたマーケティングに本格的に着手した。
 サムスン電子北米総括は5日、ニューヨーク・マンハッタンに位置するサムスン製品体験展示館で、ことしで3回目を迎える「サムスン希望のエッセイコンテスト」の実施計画を発表した。同コンテストは、エッセイの公募を通じ、受賞者が指定する学校に高精細(HD)テレビやモニター、ビデオカメラなど先端デジタル製品や各種ソフトウェアを寄贈するイベント。昨年までに202の学校に330万ドル相当の製品が贈られた。昨年からはマイクロソフトも参加している。ことしは25の学校に200万ドル相当の先端製品を支援するとしており、コンテストの模様は米ABCテレビで放送される予定だ。

 北米総括の呉東振(オ・ドンジン)社長は「青少年にデジタル製品が活用されるよう努力するとともに、サムスンのブランドイメージを高めていく」と意欲を示した。

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