ウォード選手はすぐにまた笑顔を見せ、「子供のころ、韓国人であることを恥ずかしく思ったこともありましたが、今は誇りに思います」と、ソウル市民に生まれ変わった喜びと感慨を語り、一時でも韓国人であることを恥ずかしく思ったことを申し訳なく思うと話した。ウォード選手は、一貫して母親に対する尊敬と愛情、もう1つの祖国である韓国に対する愛情を示した。
以前から韓国訪問を計画していたというウォード選手は、母親のこれまでの苦労を知る機会を持ちたかったという。韓国の習慣について知っているのは「家に入るときに靴を脱ぐことくらい」だが、いつも母親から韓国の価値観について聞かされていたと話した。また、「母がいなければ自分の成功はなかった。あきらめずに信じる心と精神、やればできるということを母から習った」と母親への感謝の気持ちを語った。
ソウル市名誉市民証は関連条例に基づき、ソウル市を訪れる国賓や市の発展に貢献したソウル在住外国人に贈られる。これまで映画俳優のジャッキー・チェンさん、2002サッカー・ワールドカップ大会でベスト4入りを果たしたヒディンク監督などに授与された。
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