タイのバンコクに進出している北朝鮮企業が、バンコク市内で北朝鮮の伝統食堂「平壌館」をオープンする計画を進めていることが31日、確認された。バンコクには韓国人が多く住んでおり、タイを訪れる韓国人観光客も年間70万人を超えることから、収益性が見込めるとの考えのようだ。また、古代遺跡アンコールワットで有名なカンボジアのシエムレアプ州にある「平壌食堂」が韓国人観光客に評判なことも、開業の理由の1つとされる。
 平壌館は、バンコクの都心部から少し離れたパタナカーン通りに位置する北朝鮮大使館の近くにオープン予定。従業員は北朝鮮から集める予定で、現在は開業に必要な労働許可証の取得に向け準備を進めているという。

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