科学技術部は３１日、外国人科学技術者のビザ取得や国内在留手続きの便宜目的で発給しているサイエンスカードの申請と発給業務を、来月１日からオンラインを通じても行うと明らかにした。これにより、今まで最長７日間かかっていた発給までの期間が、今後は１日で完了する。カード申請のために郵送したり、直接出向いたりする必要もなくなり、いっそう便利になるという。
　サイエンスカードは、科学技術部が発給する「外国人科学技術者の雇用推薦書」に当たる。理工系の修士号以上を取得して研究開発業務に３年以上携わった外国人や、博士号を取得して大学や研究機関などへの配属が決まっている外国人が対象となる。２００１年１２月からスタートし、昨年１２月末現在で４３８枚が発給されている。

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