KTフリーテル(KTF)と日本のNTTドコモが、第3世代(3G)移動体通信サービスの協力事業を本格化させた。両社は31日、済州新羅ホテルで、事業協力を進める事業・技術協力委員会(BTCC)を設立式を行った。発足式では、両社の関係者らが出席する中、BTCCと5つの小委員会を構成するなど、両社間の事業協力推進合意案を承認した。
 BTCCには、KTFのネットワークの効率的な構築と早期安定化を進めるWCDMA(広帯域符号分割多重接続)ネットワーク小委員会、韓国と日本の観光客を対象に競争力あるローミングサービスを開発するグローバルローミング小委員会、WCDMA端末の共同開発などを行う端末機・プラットホーム小委員会、ネットワークの標準化活動で協力する研究開発・標準化小委員会、技術とマーケティングで両社の専門性を結合し、新サービスを発掘するサービス開発小委員会が設けられる。

 BTCCの共同議長を務めるKTFのハン・フン専務は「BTCCはKTFとNTTドコモの戦略的提携の成果を得るために設立した」と説明し、両社の有機的な協力活動を通じて韓日の携帯電話利用者に画期的なサービスを提供したいと意気込みを見せた。

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