証券先物取引所が27日に明らかにしたところによると、12月決算の上場法人1426社のうち、2005会計年度に現金配当を決定した企業は800社で、配当総額は10兆4200億ウォンと、前年に比べ1.7%減少した。このうち、外国人投資家に対する配当金は総額4兆2287億ウォンで前年比13.4%減、配当金全体に占める割合も46.1%から40.6%に下がった。
 取引所関係者は「昨年は企業の業績が全体的に低迷し、配当金も減少した」と説明した。外国人投資家に対する配当金の減少幅が大きかったのは、有価証券市場の時価総額が前年の42.0%から39.7%に下がったためとしている。

 有価証券市場の場合、現金配当を実施した企業は411社で、配当金の合計は前年比2.5%減の9兆8882億ウォンだった。有価証券市場での現金配当減少は、1998年以降初めて。一方、コスダック(店頭株)市場は企業業績が好調で、配当総額が前年比16.3%増の5318億ウォンと、初めて5000億ウォンを突破した。

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