政府が国際空港などを備える市や道の特１級ホテルにだけ許可していた外国人専用カジノを、特１級ホテルすべてに拡大する方針だ。政府が２８日の閣議を開き、外国人専用カジノの許可対象を拡大することなどを骨子とした観光振興法改正案を議決する。法案によると、外国人用カジノの設置要件を緩和し、すべての特１級ホテルと国際会議施設に拡大する。
　政府関係者は「観光事業振興や自治体間の公平性の観点から要件を緩和した」と説明している。ただ外国人観光客の規模（３０万人）や受け入れ能力などを細かくチェックするため、カジノを設置できるホテルは実際には大きく増えない見通しだ。


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