ソウル市教育庁は27日、江南と江北地域での教育格差解消に向け、「優良学校作り志願学校」を選定すると明らかにした。今年はまず、教育環境が相対的に悪いとされている江北地域の学校を中心に、学生や父兄の支持が少ない江南地域の学校も含め、小学校50校、中学校40校、高校30校の合計120校を指定する。指定を受けた学校には毎年1億~1億5000万ウォン程度が支援されるほか、成果を挙げた教師には、表彰、加算点、特別研修など各種の人事上の特典をを設ける。
 教育庁関係者は、経済的な二極化現象の深刻化で教育格差も拡がっているため、このような指定制度の施行に至ったと説明した。教育格差解消に向けた事業は今後3年間に渡り、総額7936億ウォンが投入される。


Copyright 2005(c) YONHAPNEWS. All rights reserved
 0