盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は26日、大統領の任期中に選挙が頻繁にあるのは望ましくないとの見方を示した。就任3周年を迎え青瓦台(大統領府)担当記者らと懇談会を兼ねた登山で述べたもの。大統領の任期についても「5年は長いようだ」との認識を示し、5年の計画を立てて仕事を進めようとするならば、中間に選挙が頻繁にあるのは国政にぶれを生じさせるとの考えを述べた。
 2~3年の業績の中間評価として、適切に任期中の選挙を挟むべきとの主張があることについては「2年で中間評価をするならば結局はイメージ評価にすぎず、選挙にもあらゆる変数が関わるため評価とは言えない」と否定的な見方を示した。特に中間選挙は国政運営上も合理的ではなく、進めようとしている業務が選挙のために中断されたり変更しなくてはならなくなると苦言を呈した。その上で、大統領任期が10年であれ100年であれ、他の選挙があるならば長期の任期はなんの意味もないと独自の理論を展開した。

 こうした意見が憲法改正を念頭に置いたものとの見方については「改憲は大統領が行う範囲ではない。特定の問題について意見は表明するが、積極的に主導することはない」と否定した。


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