ロイター通信によると、ミャンマーが北朝鮮との外交関係正常化を進めている。北朝鮮は1983年に、ラングーン(現ヤンゴン)を訪問していた韓国の全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領らの殺害を狙い、アウンサン廟(びょう)で爆弾テロ(ラングーン事件)を起こしており、これを理由に当時のビルマ政府は北朝鮮と断交していた。
 ミャンマー政府関係者は「両国には外交関係を修復させる準備がある。時期だけが問題で外交正常化自体は問題になっていない」と明らかにしたが、具体的な説明は避けた。

 ミャンマー政府はこの数年、東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大会議を通じ北朝鮮と外交接触を続けてきたという。ASEAN加盟国の外交官は「ミャンマーは北朝鮮と外交関係を断絶している唯一のASEAN加盟国だ。外交関係を正常化しない理由はなく、国交正常化は驚くべきことではない」と話している。


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